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〈月間平壌レポート 6月〉キーワードは「馬息嶺速度」

2013年06月28日 17:34 主要ニュース 共和国

「建設の大全盛期」を強調

【平壌発=姜イルク】平壌市内の至る所の建設現場には、「馬息嶺(マシンリョン)速度」という単語の入ったスローガンが掲げられている。

「『馬息嶺速度』を創造して疾風のように走ろう」「『馬息嶺速度』で一気に」という具合だ。

朝鮮ではこれまでにも、非常に早いスピードで推し進められた創造と建設の速度を「千里馬速度」「平壌速度」「熙川速度」などと命名し、すべての単位がそのような速度で建設することを促し、一般化させる手法で国の発展を遂げてきた。現在は「馬息嶺速度」一色で、最近朝鮮のメディアに「馬息嶺速度」という言葉が使われない日がない。馬息嶺スキー場(江原道)の建設工事を猛スピードで行っている軍人たちを手本に、革新を起こしている各地の建設場と経済単位を紹介。大々的なキャンペーンが繰り広げられている。

急ピッチで建設が進められている馬息嶺スキー場(写真はともに朝鮮中央通信=朝鮮通信)

急ピッチで建設が進められている馬息嶺スキー場(写真はともに朝鮮中央通信=朝鮮通信)

アピール文発表

「馬息嶺速度」という言葉は、金正恩第1書記自らの名義で6月4日に発表したアピール文「『馬息嶺速度』を創造して社会主義建設のすべての戦線で新たな全盛期を切り開こう」で初めて登場した。

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