祖国平和統一委員会(祖平統)は6日、委任によって北南関係における新たな転換的局面をもたらすための重大な立場をせん明した。
同日発表された祖平統スポークスマンの特別談話文は、南側に当局会談の開催と、6.15、7.4に際した共同記念行事の推進などを提議した。
スポークスマンは特別談話文で、全同胞は、朝鮮半島に統一の機運が満ち溢れていた6.15時代を忘れられずにおり、一日も早く北南関係が改善されて統一の新しい局面が開かれることを切に願っていると強調した。
一方で、今日、内外の反統一勢力の重大な挑戦によって6.15が踏みにじられ、その「最後の遺産」である開城工業地区事業まで抹殺の危機にあるとしながら、南朝鮮の企業家は開城工業地区の正常化と金剛山観光の再開を訴えており、北と南の離散家族は再会を心待ちにしていると指摘した。
また、北側は今まで、破局に瀕した北南関係を改善し、金剛山観光の再開と開城工業地区の正常化、人道問題の解決のためにできる限りの努力を尽くしたとしながら、北南対話を対決の目的に悪用して政略的に扱っているのは南朝鮮当局であると批判した。
スポークスマンは、北南関係の現状と全同胞の志向と要求、そして南朝鮮の企業家をはじめ各階層の切々たる請願を考慮するとしたうえで、次のような重大立場をせん明した。
1.6.15を契機に、開城工業地区の正常化と金剛山観光の再開に向けた北南当局間の会談を行うことを提議する。
会談で必要であれば、離散家族・親せきの面会をはじめ人道問題も協議することができるであろう。
会談の場所と日時は、南側が便利であるように定めればよい。
2.開城工業地区と金剛山国際観光特区に対する南朝鮮企業家の訪問と実務接触を早急に実現し、北南民間団体間の往来と接触、協力事業を積極的に推し進めるようにすることを提議する。
われわれは、すでに開城工業地区企業家の訪問を承認した状態であり、金剛山企業関係者の北側地域への訪問も許すであろう。
それだけでなく、南朝鮮の民間団体の往来と接触、協力事業の扉を開け放っている。
3.6.15共同宣言の発表13周年民族共同行事を実現させ、あわせて7.4共同声明の発表41周年を北南当局の参加のもと、共同で記念することを提議する。
北と南の民間団体と共に、当局の参加のもとで6.15共同宣言と7.4共同声明の発表日を共同で記念すれば意義が大きいであろうし、北南関係の改善に寄与することになるであろう。
4.北南当局会談と南朝鮮企業家の開城工業地区および金剛山訪問、民族共同行事などを保障し、北南間の懸案を円滑に解決するために、南朝鮮当局がわれわれの提議に呼応すれば、板門店赤十字連絡ルートを再開する問題をはじめ通信、連絡に関連する諸般の措置が講じられるであろう。
※南側当局は同日、北側の当局会談に関する提案を肯定的に即時受け入れ、12日にソウルでの南北長官級会談開催を北側に提議した。
9日、長官級会談に先立つ北南当局間の実務者協議が板門店の南側地区で行われる。
(朝鮮新報)