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【寄稿】朝鮮女性のパワーに希望もらい/広木美恵子

群馬・西毛、日朝女性交流34年/被災地の学校を共に支援

34年にわたり交流を続けている群馬・西毛地域朝鮮女性と連帯する会と女性同盟群馬・西毛支部が5月11日、西毛朝鮮会館で日朝友好東日本大震災復興支援「アリランバザー」を開催した。会場は多くの同胞、近隣住民たちで賑わった。この日、キムチ作りや食品販売などに両団体から43人が参加。連帯の強さが発揮された。収益金は、連帯する会の代表らが福島朝鮮初中級学校を訪れ直接手渡した。連帯する会結成当初から同胞女性たちと交流を続けてきた事務局の広木美恵子さんの投稿を紹介する。

朝鮮女性のパワーに希望もらい

群馬・西毛地域朝鮮女性と連帯する会との出会いから34年が経ちます。

この間、多くのことを学び、また多くの友人にもめぐり合いました。

連帯する会の結成当時から大先輩の3人の会長と出会い、朝鮮の歴史、日本との関わり、朝鮮料理、歌、舞踊などを通してより一層、朝鮮女性と親しくなりました。

連帯する会の歴史のなかで、微力ながら私も、少しでも在日朝鮮人の方たちの力になろうと、朝鮮の統一と日朝国交正常化に努めてきました。

東日本大震災で甚大な被害にあった学校の子どもたちが一生懸命頑張っているという話を聞き、昨年(2012年)は、子どもたちのために少しでも役に立ちたいという思いから震災復興支援バザーを企画し、その収益を義援金として、新聞社を通して被災地に送りました。

しかし、新聞社を通したからか、私たちの行為が本当に被災地の子どもたちの役に立ったのか、今ひとつ分かりませんでした。

日朝友好東日本大震災復興支援「アリランバザー」(5月11日、西毛朝鮮会館)

そこで今年行ったバザーの収益金は、震災で被害を受けながらも民族教育を守っている福島の朝鮮学校の子どもたちに直接届けた方が良いという意見があって、私たちの会の役員が被災地に直接出向き、義援金を渡すことになりました。

そのためか、今回のバザーではいろいろな人が協力してくれました。たとえば、在日3世、4世の若者が普段はあまりやらないキムチ作りなどを一生懸命手伝ってくれ、男性たちは当日、餅つきをしてくれました。重い杵を使って出来たお餅は美味しくて大変好評でした。また、会員たちは、米、杵、臼、きな粉、あんこ、大根おろしをはじめ赤飯、ごま油など提供してくれたので、収益を上げることができました。

このたび私は、4月25日の金剛山歌劇団群馬(高崎)公演に際し、劇団員の食事(3食)、当日のキムチ販売やバザーの準備などに一緒に携わり、朝鮮女性たちのパワーに圧倒されました。みんな元気で明るく大きな笑い声を発しながらコミュニティを守っていることを実感しました。本当に素晴らしい地域です。

これらの出来事は、私たちに活力と希望を与えてくれます。そして、これからも色々な行事の中で在日朝鮮人の若者との交流を深め、輪を広げていきたいと思ってます。

今回は、西毛地域朝鮮女性と連帯する会の会員のみな様のご協力なくしては成功させることはできませんでした。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

(広木美恵子、西毛地域朝鮮女性と連帯する会事務局)