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尼崎朝中、大阪朝高が優勝/中級部第19回、高級部第23回バレーボール選手権大会

「第19回在日本朝鮮中級学校バレーボール選手権大会」と「第23回在日本朝鮮高級学校バレーボール選手権大会」が5月18日~19日、兵庫県立総合体育館で行われた。中級部(7チーム)、高級部(3チーム)の選手、生徒、学父母、関係者など、約400人が参加した。

中級部決勝戦(尼崎対東大阪)

在日本朝鮮人兵庫県バレーボール協会の崔敏夫会長は、日本政府による差別が続く中で、同胞たちが、先代が守ってきたものを継承し若い世代が民族の誇りを持つことによって、民族教育を継承、発展させていこうと語った。また、選手たちが高い目標を持ちながら練習に励み、試合で良い結果を残すことによって民族教育のすばらしさを内外に広く示そうと選手たちを激励した。

神戸朝鮮高級学校の金貞姫主将は、「日々鍛錬した力を余すところなく発揮し、学父母や同胞たちに力と喜びを与えることを固く誓う」と力強く選手宣誓した。

試合前には、在日朝鮮人バレーボール協会審判部メンバーの指導の下、中、高級部生徒たちの審判技術向上のための講習が行われた。

7年ぶりの優勝を果たした尼崎初中の選手たち

中級部部門では、初日目に7チームが2組に分かれて予選を戦った。

尼崎と東大阪Aチームは、それぞれ自慢のレシーブと攻撃力をいかんなく発揮し、全戦全勝で予選を1位通過。西播と東大阪はそれぞれ2位で予選を突破した。

2日目は、各組1、2位のチームが決勝戦への切符をかけて戦った。西播対尼崎の試合は実力が拮抗していたが、西播に予想外の負傷者が出ると攻撃力が低下し、最終的には尼崎が2-1で勝利を収めた。東大阪Aチーム対Bチームの試合は、実力的に優位に立つAチームが勝利を収め、決勝に駒を進めた。

3位決定戦では、西播が東大阪を2-0で下した。

決勝戦では、東大阪と尼崎が互いの持ち味を存分に発揮し、し烈な攻防戦を繰り広げた。しかし、重要な場面での東大阪のミスを逃さなかった尼崎は連続して得点を奪い、主導権を握った。尼崎は2-0(25:21、25:23)で接戦を制し、7年ぶりの優勝(4回目)を果たした。

2年連続の栄冠を手にした大阪朝高の選手たち

高級部部門では初日目に、東京、大阪、神戸の3校による予選が行われた。

東京は持てる力を出し尽くしたが一歩及ばず、神戸と大阪の牙城を崩すことはできなかった。

二日目の決勝戦では、6年連続で大阪と神戸が対戦した。どちらが勝ってもおかしくない試合は、学父母や観戦者たちにとっては手に汗握る好ゲームとなった。

予選では、大阪が2-0(25:18、25:17)で神戸を下したが、決勝では、神戸が前日の悔しさを晴らそうと奮闘し、25-20で1セット目を先取した。2セット目に入り大阪は、左右、中央からの攻撃で圧倒すると25-15で2セット目を取り、試合を振り出しに戻した。

高級部決勝戦(大阪対神戸)

3セット目では、観る者すべてが一喜一憂するような攻防戦が繰り広げられた。試合は、神戸が突き放しにかかるが、負けじと大阪が唯一の3年生セッターの金美蘭選手のトスを基点に得点を重ねた。結局、大阪が25-22で神戸を下し、2年連続の栄冠を手にした。

試合後には、高い技術を発揮した選手たちに優秀選手賞が贈られた。また、チームを一つにまとめ上げ重要な役割を果たした尼崎初中の李彩瑛選手、多彩なトスで攻撃を組み立てチームを勝利に導いた大阪朝高の金美蘭選手に、それぞれ最優秀選手賞が授与された。

試合結果は以下の通り。

中級部女子=①尼崎、②東大阪、③西播

高級部女子=①大阪、②神戸、③東京

【在日本朝鮮人バレーボール協会】