朝鮮人民軍最高司令部は26日に声明を発表し、「わが軍隊と人民の断固たる対応意思を実際の軍事行動で誇示することになるであろう」と強調した。
声明は、米国が25日にB52戦略爆撃機を南朝鮮上空に送り込み、朝鮮の縦深対象物を想定した実戦核打撃演習を行い、公開もしたと指摘。また、南朝鮮の保守言論まで押し立てて、2010年に起こったウサマ・ビンラディン殺害作戦の過程を紹介しながら、自分らが作成した米・南連合軍作戦計画には、米軍と南朝鮮軍が保有している打撃手段で「朝鮮の最高尊厳」を害するための悪らつな作戦計画まで含まれていると公然と宣伝したと非難した。
また、南の現当局者らが李明博のように、天安艦沈没事件や延坪島砲撃事件などと同じ性格の「局地挑発」が再発した場合、平壌をはじめ朝鮮の各地にある金日成主席と金正日総書記の銅像をミサイルで精密打撃すると言いふらしたことについて糾弾した。
声明は、これらすべての動きは朝鮮の人工衛星打ち上げと地下核実験を理由に繰り広げられている米国と南朝鮮をはじめとするあらゆる追随勢力の反朝鮮敵対行為が、単なる威嚇・恐喝の段階を超えて無謀な行動の段階に入ったことを示していると指摘。現事態を受けての朝鮮の軍隊と人民の最終決心を次のようにせん明した。
同日、朝鮮外務省と祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンもそれぞれ声明を発表した。
朝鮮外務省は声明を通じて、委任によって米国と南朝鮮による核戦争挑発策動で朝鮮半島に一触即発の核戦争状況が生じたことを国連安保理に公に通告した。
声明は、生じた重大な事態は、世界支配のための戦略的中心をアジア太平洋地域に移した米国が朝鮮を1次的攻撃目標とし、核戦争の暗雲を引き寄せているということを実証していると指摘し、今や朝鮮半島で核戦争が表象的な意味ではなく、現実的な意味を帯びるようになったと強調した。
声明は、朝鮮の軍隊と人民が「国の自主権と民族の尊厳を守る反米全面対決戦の最後の段階」に進入すると明らかにした。
祖平統スポークスマンは声明で、南朝鮮軍当局者たちが朝鮮の最高尊厳の象徴である領袖永生、領袖称賛の記念碑をミサイルで精密打撃する計画を立て、いわゆる「除去優先順位目録」まで作成していたことに言及し、露呈されたすべての真相は、南朝鮮の新政権が李明博一味同様、同族対決の道に乗り出しているということを如実に示していると指摘した。
声明は、朝鮮の軍隊と人民はすでに宣布した通り、あらゆる悪の本拠地である青瓦台をはじめ対決謀略の巣窟を跡形もなく破壊するであろうと警告した。
朝鮮中央通信によると、北南将官級軍事会談北側団長が委任によって27日11時20分、南朝鮮軍当局に電話通知文を発送し、北南軍通信を断絶すること、また西海地区北南管理区域軍通信連絡所の北側メンバーの活動も中止することを通告した。
これによって、朝米、北南間には何らの対話通路も、通信手段も存在しない状態となった。
(朝鮮新報)