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〈歴史×状況×言葉 30〉中野重治(3)/「友情」「連帯」で覆われた加害の歴史

2013年03月11日 10:55 歴史

「彼らが私を、やはり兵隊から歸つて行く一人の日本人として、しかし信用していゝ人間として見てくれたことをその時もよろこび今もよろこんでいる」(傍線筆者)―中野重治は「四人の志願兵」において、敗戦直後、故郷への帰途にあった朝鮮人青年たちとの邂逅についてこう述懐した。

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