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強制連行真相調査団が全国協議会

2013年02月13日 13:41 主要ニュース

問題の本質、世論化を

神奈川県横浜市で行われた東日本協議会

朝鮮人強制連行真相調査団の2013年全国協議会が、西日本(2日、兵庫県尼崎市)と東日本(9日、神奈川県横浜市)でそれぞれ行われた。各地の代表らが参加した協議会では、2012年の活動が報告され、今年の活動内容が討議された。

調査団は昨年8月、結成40周年を迎えた。関東大震災朝鮮人虐殺から90年、また日本での民族教育を守るための「4.24教育闘争」から65年を迎える今年、調査団全国協議会では、日本政府がわい曲、隠ぺいし続けている歴史的問題の本質をより広範な日本市民と在日同胞に知らせるとともに、朝鮮植民地支配による被害者とその子孫に対する人権侵害と民族差別の是正に向けた取り組みを積極的に展開していくことが、今年の活動方向として確認された。

とくに関東大震災朝鮮人虐殺90周年に際して様々なイベントの開催、朝鮮半島出身者の遺骨調査と返還のための活動、日本軍性奴隷制問題に取り組む各団体との連携強化、朝鮮学校の「高校無償化」実現と地方自治体の補助金廃止、削減反対運動への支援などが、活動の柱に据えられた。

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