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2012年の成果を総括/ボクシング協会総会

2013年01月15日 15:08 スポーツ

3月の試合「転換点」に

在日本朝鮮人ボクシング協会第4期第2回臨時総会が12日、東京朝鮮中高級学校で行われ、同協会の役員と関係者ら約40人が参加した。

臨時総会では、2012年の総括が行われた。

在日同胞ボクシング界は昨年、華々しい成果に沸いた。プロボクシングでは東北初中高出身の金樹延選手と大阪朝高出身の朴泰一選手が日本王者となり、アマチュアでも大阪朝高の李健太選手が朝高史上初の「高校3冠」に輝いた。また、朝大ボクシング部が関東大学アマチュアボクシング4部トーナメント戦で団体優勝を果たしたほか、幅広い年代の同胞ボクサーの参加のもと「ザ・在日オヤジ・ファイト」(主催―在日本朝鮮人ボクシング協会)が一昨年に続いて開催された。

臨時総会では、これらの成果を一つにまとめ、今年は李健太選手の「高校6冠」達成をサポートし、より多くの同胞選手を世界のプロボクサーとして育てていく方針が討議された。

3月25日には、金樹延選手と東京朝高出身の尹文鉉選手がタイトルマッチ(ウェルター級)を行う。総会では二人の選手らに祝賀金と激励金が伝達された。参加者らは両選手の対戦を、民族教育のすばらしさ、正当性を内外に示す意義深い試合に、在日同胞ボクシング界発展における転換点にしていこうと話し合った。

(金里映)

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