北と南の平和と自主統一、共同繁栄のための実践的方途が明示されている10.4宣言発表5周年を迎えた4日、6.15共同宣言実践委北側委員会、南側委員会、海外側委員会が、国内外の全同胞に送る共同アピールを発表した。
アピールでは、10.4宣言は祖国の統一を実現するためにわが同胞が成し遂げた民族共同の貴重な結実であると強調。10.4宣言の採択によって北南間の軍事的敵対関係を終息させ、平和を実現し、自主統一を早めるためのより広い道が開かれることになったと指摘した。
また、北南間に10.4宣言履行のための共同の推進機構が構成され、多岐にわたる接触と対話、協力事業が活発に行われて三千里の国土は統一と平和に対する希望で沸き、同胞の自主統一運動は新たな全盛期に入ることになったと強調した。
だがその一方で、こんにち、反統一勢力の策動によって北南宣言の貴重な結実は無惨に踏みにじられ、北南関係は破局に瀕し、朝鮮半島には一触即発の重大な事態が生じたと非難した。
そのうえで、北南共同宣言の旗じるしのもと団結し、祖国統一の新たな局面を開くべく、国内外の全同胞に、▼6.15共同宣言と10.4宣言を固守、実践するために、国内外の全同胞が志を集め、力と知恵を合わせ▼6.15共同宣言と10.4宣言の履行を阻むあらゆる試みを断固として排撃し、民間団体の往来と交流を阻む各種の障壁を取り除き、各階層の接触と対話を積極的に展開し▼同族間に不信と敵対を激化させ、同胞の安寧と朝鮮半島の平和を脅かす各種合同軍事演習と武力増強策動に断固として反対し、朝鮮半島で戦争の根源を取り除き、恒久的な平和体制を樹立するためにたたかい▼国内外の全民族が一つに固く団結し、北と南の階層別、部門別、地域別団体間の連帯運動を積極的に展開し、6.15民族共同委員会の役割をさらに高めること―などを呼びかけた。
一方、祖国統一汎民族連合(汎民連)北側本部、南側本部、海外本部は同日、共同声明を発表した。
声明では、10.4宣言の採択は、6.15の旗じるしのもとで力強く前進してきた同胞の自主統一運動をより高い段階へ引き上げた民族史的な一大事であったと指摘した。
しかし、李明博政権の出現と彼らの悪らつな同族対決策動により、すべての希望が踏みにじられ、一時はつながった空路、陸路、海路が再び塞がり、対話と協力事業がすべて遮断され、いつ戦争が起きるかわからない一触即発の危機が生じたと非難した。
さらに、南の反統一勢力が執権5年間、親米、親日事大・売国行為と同族対決策動で6.15時代の前進を阻み、祖国統一を遅延させた罪悪は絶対に許されないと強調した。
そのうえで、汎民連は▼6.15共同宣言と10.4宣言の旗じるしを高く掲げて進み▼内外の反統一勢力の同族対決と戦争策動を断固として阻止し▼国の平和と祖国の統一を望む国内外の各階層との連帯・団結を実現するために積極的に努力していく―とせん明した。
(朝鮮新報)