日本の近隣諸国、とりわけ中国での反日行動が連日マスコミで取り沙汰された。中国側の「理不尽」で過激な「暴動」という表象がセンセーショナルに繰り返され、それへの嘲笑と敵意そして恐怖を交えたイメージを再生産する一方、もっぱら自分たちは冷静で理性的な判断が可能であるかのような錯誤の内に自足させる。日本政治、歴史をかんがみ、アジアの反日感情の根本原因まで内省的に迫ろうとする視点は奪われる。
そんなさなか、1922年に発表された中西伊之助の「不逞鮮人」というテキストを読み返してみた。一般的に知名度は低いかもしれないが、民族間の溝を意識しつつ朝鮮との連帯のために苦心し、朝鮮との関係を題材に書き続け、かつ行動した作家・社会運動家である。
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