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祖平統代弁人、与党大統領候補の謝罪会見を非難

2012年09月28日 16:28 朝鮮半島

祖国平和統一委員会(祖平統)スポークスマンは9月27日、大統領選に立候補しているセヌリ党の朴槿恵候補が24日に開いた記者会見(6面に関連記事)と関連し、南朝鮮の各階層はだまされることなく「第2の維新独裁の復活」を許してはならないと強調した。朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

朴候補は、父親である朴正煕政権時代の人権弾圧に対する歴史認識が大統領選の情勢を占う主要な焦点として浮き彫りになる中、5.16クーデターと維新独裁、人民革命党事件などの不法性を認め、その被害者に謝罪した。その中で朴候補は、クーデターと維新独裁が北の「南侵脅威」を防ぎ、「安保」を守るためのやむを得ないものであったと弁解した。

スポークスマンは、「北の脅威」論などは歴史的事実のわい曲だと非難。朴候補の対北観が維新独裁者や現執権者と何ら異なることがないことを示していると指摘した。

そのうえで、「維新独裁を正当化しようとやっきになっているセヌリ党候補」が大統領選に勝利すれば、「維新独裁の復活と北南間の対決の激化、戦争危機の増大しかもたらさない」と主張した。

(朝鮮新報)

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