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大統領の独島訪問

2012年08月22日 17:37 春・夏・秋・冬

南朝鮮大統領が10日、現職大統領として初めて独島を訪問した。なぜ今なのか。日本にこびてきた者の突然の変身に誰もが首を傾げている

春夏秋冬▼残りの任期が半年を切ろうとしている現職大統領は低支持率にあえいでいる。「経済大統領」を自負していたが経済はふるわず、北南関係においても何の成果もない。実兄を含む側近20人あまりがスキャンダルで相次いで逮捕、起訴された。大統領も退任後には起訴されるだろうと南の多くのメディアが推測している。そんな状況での独島訪問には、人気回復や「将来の安泰」を狙う下心が見え隠れする

▼彼は後日、自身の名を刻んだ碑石を独島に立てた。「慌てる乞食はもらいが少ない」ということわざがある。独島訪問直後、支持率は30%台に回復したが、最近はまた低下した。南の人びとは、これまで日本との軍事情報包括保護協定を国務会議で秘密裏に通過させて締結しようとするなど売国行為をしてきた彼の「今さらの行動」を見透かしている

▼今回の独島訪問に対する朝鮮の見方は「親日売国奴の正体を隠し、憤怒する民心をなだめる政治茶番劇にすぎない」(13日、祖国統一民主主義戦線)というものだ。日本が「毅然たる対応」を叫び、国際司法裁判所に提訴しようとしてるのも、南当局のこれまでの低姿勢外交、親日事大売国行為がもたらした結果だと非難している。(進)

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