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〈U-20女子W杯〉東京で、関東同胞が歓迎食事会

2012年08月28日 13:08 スポーツ 主要ニュース

「家族」の期待、活躍誓う

U-20(20歳以下)女子W杯に出場している朝鮮代表選手団を歓迎する関東同胞歓迎委員会による食事会が24日、東京・新宿で行われた。

同日、代表団は神戸から第3戦目が行われる埼玉県に向かうため、新幹線で東京に到着。食事会には、在日同胞中央歓迎委員会委員長である許宗萬議長と各副議長、在日本朝鮮商工連合会の李奉国会長、関東同胞歓迎委員会共同委員長である東京、埼玉の総聯本部委員長をはじめ多数の同胞たちが参加した。

食事会は終始和やかだった

歓迎食事会ではまず、南昇祐副議長があいさつ。在日同胞は、兵庫県での2試合に勝利した朝鮮代表の輝かしい活躍を見ながら興奮と喜びを隠せないでいるとし、今後の試合に対する期待を述べ、激励した。

朝鮮選手団のキム・ジョンス団長は、熱烈に応援してくれている在日同胞たちの姿に、「家族」という言葉を心の底から感じたと話した。そのうえで同胞たちの期待に応えるべく、大会での活躍を誓った。

食事会では、関東同胞歓迎委員会からの記念品が送られるなど、終始和やかな雰囲気に包まれていた。

東京都青商会の高哲相会長(39)は朝鮮選手たちのたくましさを全身で感じられたと話しながら、「同胞青年たちの注目も集まっている。必ず優勝して同胞たちに力と勇気を与えてくれると期待している。スタジアムでは一生懸命応援したい」と述べた。

食事会後、選手たちは試合会場がある埼玉県内のホテルにバスで移動。ここでも数多くの同胞たちが温かく迎えた。

関東同胞歓迎委員会副委員長である埼玉県商工会の黄雲海会長(58、埼玉体育協会会長)は、県内同胞たちとともに選手たちを誠心誠意サポートしたいと話した。

新幹線の駅でも

朝鮮代表団は、この日午前に新神戸駅を出発。ホームには、近畿同胞歓迎委員会メンバーをはじめ多くの同胞たちが集まり、選手たちを見送った。また新幹線が通過する新大阪、名古屋、新横浜駅のホームでも、同胞たちは朝鮮国旗を振り、花束を渡すなど、選手団を熱烈に歓迎。そればかりか、東海道新幹線の車窓から見える豊橋朝鮮初級学校では、児童、教職員たちが校舎屋上から大型の朝鮮国旗をはためかせて選手たちにエールを送った。

東京駅でも数多くの同胞たちが、選手たちを温かく迎えた。

(文-李東浩、写真-盧琴順)

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