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京都中級サッカー部、府2位で近畿大会に初出場

2012年08月27日 11:19 スポーツ

京都朝鮮中高級学校中級部サッカー部が、同部史上初めて近畿中学校総合体育大会(全国中学校サッカー大会近畿予選)に出場した。「全国大会」出場こそ惜しくも逃したが、健闘が光った。

初の近畿大会出場を果たした京都朝鮮中高級学校中級部サッカー部

京都市代表(市大会3位)として京都府中学校総合体育大会(7月29日、30日)に出場した同部は、大会初戦となった準々決勝で東輝中(口丹波1位)に2-1、準決勝で神川中(京都市2位)に1-0で勝利し、近畿6府県2位までの12校に与えられる、近畿大会の出場権を獲得した。決勝では、木幡中(山城1位)に1-3で敗れたものの、府2位の成績で、「全国大会」出場をかけ、近畿大会グループリーグに臨んだ。

8月6日、大阪府のJ-GREEN堺で行われた近畿大会グループリーグで、上富田中(和歌山県1位)に1-2、塩屋中(兵庫県2位)に1-3でそれぞれ敗れ、決勝トーナメントに駒を進めることができず、大会上位5位までに与えられる「全国大会」出場を逃した。

初の近畿大会での健闘が光った

市大会、府大会、そして近畿大会と、京都中高サッカー部の快進撃に、日本各地の多くの同胞、日本人から応援と激励が寄せられた。とくに近畿大会では東大阪朝鮮中級学校、北大阪朝鮮初中級学校の生徒たちが応援に駆けつけ、大きな声援を送った。

同部の中3生徒たちは、近畿大会での敗戦の悔しさをバネに、高級部での「全国大会」出場を目指し、今後も練習にいっそう励んでいきたいと決意している。

【京都中高】

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