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経済特区の共同開発などで合意

2012年08月22日 14:24 主要ニュース

朝中友好、さらなる発展を

羅先経済貿易地帯と黄金坪・威化島経済地帯共同開発および共同管理のための朝中共同指導委員会第3回会議が14日、中国・北京で行われた。両地帯の共同開発および共同管理プロジェクトの着工式は2011年6月に行われた。

会議には、朝鮮労働党の張成沢部長を団長とする朝中共同指導委員会代表団メンバーと、中国商務部の陳徳銘部長を団長とする中朝共同指導委員会代表団メンバーらが参加した。張成沢部長と陳徳銘部長はそれぞれ同委員会の朝鮮側、中国側の委員長を務めている。

会議では、共同指導委員会第2回会議(2011年6月)以降の羅先経済貿易地帯、黄金坪経済区の開発活動状況がそれぞれ総括され、威化島地区開発に早急に着手し同地帯開発に対する双方の意志を世界に示す問題も強調された。  双方は、両国政府の共同の努力で両経済地帯法の修正、制定および公布、開発計画の合意、管理委員会の設立、共同指導委員会の各分科の活動、両経済地帯管理活動家の養成、すでに着工した対象の推進、国境通過と通信協力での積極的な前進などを第2回会議以降の成果として評価した。

また、両国の最高指導者が成し遂げた両経済地帯共同開発および共同管理に関する歴史的な合意を、相互利益に合致すべく貫徹していくことが、伝統的な朝中友好関係を強固にし、発展させていくうえで重要な役割を果たすということを再確認した。

両経済地帯開発が実践段階に入ったのに即して、両国政府が同事業を促すために地方政府と企業をバックアップし、威化島地区開発も積極的に推し進めることでも合意。第4回会議は2013年上半期に平壌で行われることが決まった。

胡錦涛主席と会見

一方、胡錦涛国家主席と温家宝国務院総理は17日、朝中共同指導委員会代表団とそれぞれ会見した。(写真)

張成沢部長は席上、金正恩第1委員長が胡錦涛主席に送ったあいさつを伝えた。

胡錦涛主席は、朝鮮が洪水で甚大な被害を受けたことについて見舞いの意を表すると述べた。また双方が合意した通り高官の往来と各分野での協力、国際および地域問題での意見交換などを強化し両国関係を新しい水準に引き上げるために努める意思を表明した。

そのうえで、共同の努力によって両経済地帯の開発が実践段階に入ったことについて喜ばしく思うとし、経済協力の良いモデルがもたらされることを願うと述べた。

(朝鮮新報)

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