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下関市長らに補助金増額を要請、山口初中のオモニたち

2012年08月13日 16:49 民族教育

山口朝鮮初中級学校の鄭万石校長、同校オモニ会と「民族教育を支えるオモニたちのネットワーク」メンバーらが7月25日、下関市の中尾友昭市長と波佐間清教育長に教育補助金の増額を求める要望書を提出した。県内メディア各紙記者たちも取材した。

市長に朝鮮学校の現状などについて話すオモニたち

一行は、「高校無償化もいまだ実現せず、不況とあいまって保護者の負担が増大している」と訴えた。

また要望書は、「県弁護士会が県内の各朝鮮学校への助成の実態を調査し、一人当たりの補助金の額は『私立学校生と一桁違う。よって私立学校に対して行うのと同程度の財政的援助を行うよう』との勧告を2006年4月に各朝鮮学校所在市に対して行った。にもかかわらず、依然と本校への私立外国人学校補助金は据え置きのまま」と指摘した。

その上で一行は、勧告を遵守し補助金を増額するよう求めた。

これに先立ち、7月17日には関谷博・下関市議長にも同様の要請を行った。

【下関分局】

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