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横浜に根づいたイチョウの木、日朝友好のシンボル見守った人々の苦闘の40年

2012年06月29日 16:47 文化・歴史

6月1日、神奈川県横浜市内で開かれた第50回日朝友好展を祝う祝賀宴。その舞台でひときわ目を引いたのは、関係者らによる「日朝友好イチョウの木」の美しいコーラスであった。舞台には、この歌を作詞した篠原日出子(82)さんも上がった。また、会場には40年前に平壌で銀杏の種を拾って日本に持ち帰った加藤栄(85)さんの姿があった。

加藤さんが手にした銀杏の種は平壌から海を渡り、横浜の根岸森林公園に根づきイチョウの大木3本が見事に育った。その歴史は日朝友好を願う人々の熱い思いを抜きにしては語れない。それは今から40年前にさかのぼる。

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