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抑圧あるところ抵抗が

2012年05月07日 19:34 春・夏・秋・冬

日本が配備を計画する最新鋭ステルス戦闘機「F35」、42機総額が推計100億$(約8,010億円)になることが明らかになった(共同通信)。防衛省が事前に見積もっていた額(1機当たり本体価格約89億円)と大きな隔たりがあるため、混乱が予想される

春夏秋冬▼一方、オバマ大統領と会談した野田首相は、自分をバスケットボールのポイントガードに、オバマ大統領をパワーフォワードにたとえた。選挙を控えたオバマ大統領の成果をお膳立てするというごますりにしか聞こえないのは気のせいか。TPP問題、米軍基地移設問題、消費増税問題などの流れのなかで見ていると、余計に対米追従姿勢が目立つ

▼野田政権は朝鮮の人工衛星打ち上げに関して、一貫してミサイルと決めつけ、無駄に迎撃態勢を整え騒ぎたてた。朝鮮に対する制裁も強化している。総聯関連施設と民間旅行社を違法に強制捜索し、朝鮮を訪問した人々に対し空港の税関で露骨に嫌がらせしている

▼歴史的な4月、多くの日本市民が朝鮮を訪れた。だが日本の空港でおみやげなどあらゆる物を事実上没収された。一致団結して経済建設に取り組む朝鮮人民の熱意に打たれた感動を興ざめさせる現実。ある日本人士は「日朝友好運動により一層力を注ぎこもうと誓わせてくれた」と皮肉たっぷりに語った。抑圧があるところには抵抗がある。民衆の力はあなどることはできないだろう。(天)

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