「俺はサハリンで終戦の前の年に生まれた。(ソ連軍の捕虜になった)俺の両親は労働者として送られてきた朝鮮人だったから、日本には戻してもらえなかった。日本政府は引き取りを拒否した。ひどい話だ。親切心ってものがないじゃないか」―小説「1Q84」に登場する朝鮮人タマル(=田丸健一/元の姓は「朴」。形式的な養子縁組により日本国籍を取得)のセリフだ。彼は女性への悪質なDV男を抹殺する老婆の用心棒であり、作中で大きな役割を担う。
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