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〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 25〉宮殿前でデモ/鄭亨淑

畜妾制度反対を叫ぶ

「水原妓生組合万歳事件」(1919年、妓生たちの万歳運動)

「水原妓生組合万歳事件」(1919年、妓生たちの万歳運動)

自らの姓を掲げて

1899年、旧暦の3月。彼女ら約50人は白いさらしに黒く大きく墨書し、宮殿の門の前にその幟を掲げた。

「一夫二室、悖倫之道、德義之失」(一人の夫が二人の妻を持つことは、倫理に背くことであり、徳と義を失うことである)

その隣ではゴザを敷き、30代から50代の女性たちが片膝を立てて整然と座っていた。その服装からは、一見して中流以上の家柄の夫人たちだということが見て取れた。

肩から腰にかけた白いたすきには名前が墨書きされていたが、多くは「金夫人」「朴夫人」というように夫の姓を書いている者が多かった。

先頭に座り指揮をする女性のたすきには、「鄭亨淑」とはっきり書かれていた。堂々とした態度の彼女は、賛襄会、通称女友会の会長であった。

賛襄会とは、女学校設立の後援を目的として、啓蒙思想に目覚めた女性たちが発足させた近代女性団体である。「賛襄」とは、助け、育てるという意味を持ち、組織は会員400人、集会には傍聴人が100余人集まるほどの規模だったという。「賛襄会」は、主にソウル北村出身のインテリ女性たちを中心に、外国生活の経験のある女性や、宣教師が新しく設立した学校を卒業した女性たち、その他にも妓生や庶民層の女性たちなど多様な階層の女性たちで構成されていた。

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