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〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 21〉哲学者/任允摯堂

男女は宇宙と社会で平等

お前が男であったなら

任允摯堂(允摯堂は号=1721~1793)の文集「允摯堂遺稿」の遺事(死者が残した生前の事績)には、「姉は幼い頃、兄や弟たちが経書や四書などを学び政治を論ずるたびに難解な質問をし、『お前が男であったなら』と周囲にため息をつかせた」とある。弟、任靖周が書いたものである。また夭逝した夫申光裕の弟光祐が書いた跋文には、「わが申家に嫁いでこられて書を身近に置いた風もなく、日常会話の中にも研究を匂わせるようなことも一切なく、ひたすら婦道に励んでおられるように見えた。だが、義父母が亡くなった後、年を召されてからは、家事の傍ら時間さえあれば夜が更けてもポジャギに包んだ経典を低い声で読んでおられた。.その後、我々兄弟は兄嫁の学問が人知れぬ努力のたまものだったということを知った」

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