昆陽池、瑞ヶ池、そして緑ヶ丘の上池・下池など灌漑用の池がある現在の伊丹市は、東の猪名川、西の武庫川に挟まれたなだらかな丘陵地帯で、池が造られるまで、北側では河川の洪水に苦しみ、南側では水不足に悩む地であった。
733(天平5)年、僧・行基が5つの用水池と3つの用水路を造った。そのうち一番大きな池が昆陽池で、現在の規模は築造当時の四分の一にしかならないが、江戸時代の地図によれば、周囲が一里(約4キロメートル)の広大なものであった。
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