
私は今、埼玉朝鮮初中級学校で教員をしている。
3年前、初級部5年生を受け持ったとき、ある男子児童がお弁当を作ってくれた。彼はこの春、中級部3年に進級した。
「いつも居残り勉強を見てもらっているから、何か先生にしてあげたい!」と、居残り勉強をいつもしていた男子1人と女子2人の3人組が、自分たちでおにぎりを作って持ってきてくれた…(涙)。中身はたらこと梅。
味も美味しかったが、思いがけないプレゼントで、うれしくて泣きそうだった。
男子児童は、前日の夜、帰宅を急ぐオンマに電話をして、「たらこ買ってきて~」と頼み、オンマがスーパーに引き帰したという。
先生におにぎりを作ると聞いて、オンマも感動したそうだ。
その日から、子どもたちの間で「先生にお弁当をつくろ~」というのがはやりだし(?)、いろんな子どもたちが日替わりでお弁当を作り、持ってきてくれた。
朝からオモニたちも手伝ってくれて、本当にうれしかった。
この子どもたちに出会わなかったら…、こんなに長く教員を続けてなかったかもしれない。(^o^)
(洪貴恵、さいたま市在住、27)