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〈朝鮮と日本の詩人 105〉草鹿外吉

「君を救えぼくらよ」

ソウルの詩人よ

きみへの死刑宣告は

世界の詩人へのそれ

きみの首にしのびよる絞め縄は

民主主義へのそれである

きみのひたいにこらされた銃口は

起爆のときを待つ

ぼくらにこらされた小選挙区制

ぼくらにこらされた刑法改悪である

おお ソウルの詩人よ

「五賊」とKCIAのほかは

犬もたたずまない外出禁止の街に

きみの詩は「蜚語」となり 夜霧をまとい

河面を這い木々をつたい

大統領官邸にしのびよる

ひとりきみの詩だけが

走り 語り 叫ぶ

これこそ 詩人の栄光

その栄光のゆえに きみは

死刑台にのぼろうとしている

ソウルのきみを救え

東京のぼくらよ

多喜二の青黒い死を

ロルカの生き埋めを

ビクトル・ハラの切り裂かれた指を

きみにあらしめてはならない

ソウルのきみを救え

東京のぼくらよ

スイッチをひねれば電気がつくほど

口をひらけば民主主義を語る

東京のぼくらよ

その言葉の生と死にかけて

ソウルのきみを救え

金と歓楽と支配をあさりに

きみの空港におり立った

数限りない破廉恥な日本人への

怒りをこめて

きみを救え

日本のぼくらよ

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