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〈スニムのいい話 17〉なぜ月にウサギが?

17月にウサギがいると言われるのは、おとぎ話や昔話からきたのでしょうか? 地球から見る月の模様が、ウサギが餅をついているように見えるからでしょうか?

模様がウサギならとんでもない巨大ウサギです。でもアポロ13号に搭乗した宇宙飛行士からウサギを見たとの報告はありませんでした。地球から見てあれだけ大きなウサギなんですから、月に着いてもどこが耳でどこが足なのかもわからなかったのでしょうか。

この答えは高句麗古墳壁画が教えてくれます。

壁画には太陽の神である三本足のヤタガラスと月の神であるウサギが描かれています。金烏玉兎は世界を描くときに用いられました。太陽にはカラスが、月にはウサギがいるというこうした神話は世界各地でみられます。

朝鮮では、月のウサギが漢方薬を煎じているとされています。人間の不老不死への欲望が反映されているようです。

(お話:尹碧巌・国平寺住職、イラスト:河美香・埼玉初中教員)

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