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〈朝鮮と日本の詩人 101〉井上俊夫

「従軍慰安婦だったあなたに」

ああ、あなた方の手厳しい告発、あなた方の怨嗟に満ちた声は、純白のチマ・チョゴリに包まれた、老いた肉体の奥深い所から発せられていることは、もはや疑うべくもない。

私たち元・日本軍兵士は敗戦と同時に、造作もなく制服を脱ぎ捨てることが出来たが、日本人が無理矢理あなた方に着せた「従軍慰安婦という名の制服」は、あなたがたがどんなにあがいてももがいても生涯それを脱ぐことができず、これからもそれを着たままで死んでいかねばならない、世にも恐ろしいユニホームだったのだ。

なぜなら、あなた方が着せられた制服は、あなた方の肉体そのもので作られており、あなた方の肉体そのものであったからだ。

ああ、私はあなた方のむごい運命と、日本人が犯したあまりにも大きな罪に戦慄し、暗澹とする。そしてひそかに涙せずにはいられない。

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