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〈スニムのいい話 12〉魚東肉西

12「魚東肉西」とはチェサ(祭祀)でのお供え物の置き方を表しています。

チェサは先祖がいる北を向いて行います。無理な場合は屏風を置きます。屏風を置いた方向が北になるからです。昔は北極星が宇宙の基準と思われ、その方向に先祖がいると信じられていました。

お供え物は、北を向いて右(東)に魚類、左(西)に肉類を置きます。これにも訳があります。朝鮮半島を中心に考えると東は海、西は大陸です。したがって東に魚を、西に肉を置きます。

ちなみに肉(コギ)には3種類があります。陸の肉であるユッコギ(肉)、海の肉であるムルコギ(魚)、そしてもう一つは土の肉である豆腐です。

祭祀の「祭」という漢字は「肉」「手」「机」から成ります。つまり「お供えする肉を手で机に置く」ということ。この儀式がまさにチェサなのです。

(お話:尹碧巌・国平寺住職、イラスト:河美香・埼玉初中教員)

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