
固く閉鎖されている通気孔
北海道北東部のオホーツク海に面して、紋別市がある。流氷や漁業で知られている。
かつて紋別市には、全国一の金の生産量を誇った鴻之舞鉱山があった。アジア・太平洋戦争の時には、強制連行された約3000人を超える朝鮮人が働いていたが、その実態の詳しいことはよくわかっていない。
鴻之舞鉱山は、1916年に発見された。「鉱況は素晴らしく、金の品位は1000分台ばかりか、中には肉眼で容易に見分けられる鉱石」(「北海道金鉱山史研究」)もあったという。だが小資本の鉱山は、事業資金に窮することが多く、売鉱して凌いだりしたが、それも限界に突き当たり、売山へと発展した。これに目をつけたのが別子銅山一山主義から、他の鉱業分野への進出を図っていた住友鉱業で、1917年に買収した。その後は、本格的な操業がはじまって産出量も高まり、大金山の基礎を固めていった。しかも、満州事変が始まると、政府は軍需物資の購入を中心とした海外支払いに充当するため、大量の金が必要となり、鴻之舞鉱山にも従来の2.4倍に当たる増産が割り当てられた。
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