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〈民族楽器のルーツをたどる・ウリナラの楽器 12〉建敲(コンゴ)、踞虎(ロゴ)、晉鼓(チンゴ)、雷鼗(ルェド)

2009年05月09日 00:00 文化

音楽の始まりと終わり伝える さまざまな装飾、足元には虎

ロゴ(左)とコンゴ(右)

ロゴ(左)とコンゴ(右)

80余種類とも言われる民族楽器の中で、打楽器は30余種類と大きな比重を占めている。打楽器は、古くから人々が手にし、心を表現してきた楽器である。世界の民族音楽はじめ、様々な音楽の発展と共に、時代を表す音楽に活力を与えてきた。

西洋と東洋とでは、形こそ違えど戦争の時には自軍の統率をとるためや軍楽隊として出陣し、兵士たちの士気を上げたり、情報伝達などにも欠かせない楽器として登場している。一方、平和のシンボルとしての存在も大きい。

そんな中、前回に続き、わが国の太鼓について紹介したいと思う。

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