朝鮮語でお寺のことを「チョル」と言います。チョルはまた、おじぎを意味します。
チェサ(祭祀)やお葬式では「クンヂョル(おじぎ)」をしますが、何回すればいいのでしょう。仏教と儒教では、これまた異なります。
お寺では三拝といって、3回おじぎをします。仏様、仏様の教え、教えを遂行する者、つまり仏・法・僧にそれぞれおじぎします。
チェサで行うおじぎは2回です。2回に意味はないのですが、儒教では生前の親にしていたおじぎを繰り返すということで再拝と言います。
親をとても大切にする儒教においては、生前から親におじぎをします。チェサでは、とくに亡くなったからするというものではなく、普段と同じことを繰り返しているだけなのです。
現代では、普段からの習慣にないからチェサのときに戸惑ってしまうのかもしれません。
(お話:尹碧巌・国平寺住職、イラスト:河美香・埼玉初中教員)