加茂大橋の欄干にもたれ 夏の北山をのぞむ
(白い闇を抱え)私は帽子をまぶかに
〝死ぬ日まで天を仰ぎ〟と呟く小さな人になる(誰もみない)
遠近法よ 揺らげ.
(緑は故郷のように近づき 水は未来の北方を青く映す)
光、光、絶え入るすべての至福と哀しみ その明るみ.
詩人が恥じ 慕わしく消した名〝童舟〟も静かに蘇る
この冬 春の幻のようにあなたをふかく知った
〝私を呼ばないでください〟という遺言に逆らい
プロメテウスと名付ける あなたを知ってゆく私を
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