アジア太平洋戦争時の朝鮮における労働力徴発については多くの研究があるが、徴発の源泉である当時の農村の状況と労働力徴発との関係についての研究は十分に進んでいない。当時、「朝鮮農村に課された最大の任務は農産物の生産力拡充と労働力の鉱工業への提供」(「朝鮮農村の再編成について」42年)であった。「労務供出」と農産物「増産」は、戦時下、日帝の朝鮮農村収奪の二大目標であったが、この二つは互いに矛盾する問題であり、これをどの程度まで「調和」するのか、ということが大きな関心事であった。
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