もう それ以上は 言ってはいけない
いつだって 平和は 疑いぶかい
一九四五年四月六日 日本敗戦の年の春
広島廿日市警察署で
一人の朝鮮人が 自殺した
調書では 午後四時半頃 首を括るとある
朝鮮独立万歳・京城・三菱造船・応徴工
思想犯・国本天弘
留置場の壁に書かれた 遺言は
調書にはでていない
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