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〈朝鮮と日本の詩人 62〉辻井 喬

朝鮮民族への親近感うたう

目黒の坂を机にして

桃をたべる朝鮮の婆様

 

束ねた髪は潮騒のように

頬の筋肉は褐色の筏だ

 

馬車が通る

自動車が通る

彼女のチマはひるがえり

 

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