〈朝鮮と日本の詩人 60〉上林猷夫

強くこみ上げてくるもの 私は百貨店の廂の下でバスを待っていた。 省線に跨る陸橋の仮橋。 蒸気ハンマアの地響きが絶えず甲高く落ちてくる。 板囲いに沿ってひっきりなしに人が続いて出たり行ったりごった返して … 続きを読む 〈朝鮮と日本の詩人 60〉上林猷夫