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〈人物で見る朝鮮科学史 53〉測雨器と気象学(2)

測雨器を発案、文宗

現存する唯一の測雨器

現存する唯一の測雨器

時を自在に操るがごとく歴史の局面で活躍した科学者たちの人生を追い、そこに思いもしない脚本を見出し、まずは自らが驚いてみる。ここに科学史の面白さがあるが、これはけっして科学史に限ったことではないようである。朝鮮の国宝ともいえる測雨器であるが、現存するのは1基のみで、そこにも皮肉な歴史のエピソードが存在する。それについては後で詳しく述べることにしたい。

さて、測雨器についてもっとも気になるのは、考案したのは誰かということだろう。すぐに浮かぶのは中世最高の技術者と称された蒋英実で、事実、蒋氏族譜には彼が測雨器を製作したと記録されている。族譜の記述とはいえ、当時の蒋英実の活動から見ればその可能性は高い。しかし、それを製作することと、そのアイデアは別である。では、誰がそのアイデアを出したのか。それは世宗の長男で後に第5代王となる文宗である。

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