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〈人物で見る朝鮮科学史 50〉世宗とその時代(9)

朝鮮最古の農学書編纂、鄭招

「農事直説」

「農事直説」

社会が発展期に入り始めると例外なく人口が増加する。ウリナラの場合でいえば、植民地解放直後がそうである。では、それ以前はというと世宗時代がやはりそうであった。

人口が増加すると必然的に食糧問題が重要となり農業の発展が伴う。では、世宗時代にはどのような発展があったのだろうか。それを端的に示すのが、現存する朝鮮最古の農学書である「農事直説」の編さんであり、その作業を主導したのが鄭招である。多才な人材が輩出された世宗時代であるが、そのなかでも鄭招は多方面でその才能を発揮した人物といえるだろう。

18世紀の実学者・李肯翊が残した野史「燃藜室記述」では、彼が非凡な記憶力の持ち主であったという次のような逸話を伝えている。

ある時、金剛経を読経する僧に向かって鄭招は「すぐに覚えられそうだ」と言った。僧はそれが本当ならば自分が馳走し、できなければ鄭招が馳走するようにと言った。そこで鄭招が木魚を叩きながら読経を始めたところ、それは淀みなく水が流れるごとくであり、僧はそのまま逃げ出した。信憑性はともかく、鄭招の才能は伝説として長く語り継がれたのである。

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