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〈人物で見る朝鮮科学史 49〉世宗とその時代(8)

世宗の信任をうけた名医

三木栄「朝鮮医学史および疾病史」の紹介文

三木栄「朝鮮医学史および疾病史」の紹介文

三木栄の大著「朝鮮医学史および疾病史」では、「医方類聚」を「実に現存医書としては古今東西に比を見ない浩瀚なもの」と評しているが、残念ながら本国に原本は存在せず、壬辰倭乱時に加藤清正が持ち帰ったとされるものが宮内庁書陵部に残されている。1861年に翻刻版が刊行され、近年ではハングル翻訳版が平壌で出版されている。

盧重礼は世宗時代を代表する学者であると同時に、名医として誉れ高く、次のような逸話が残っている。ある文官が高熱を出し頭痛を訴えたとき、多くの医者は熱病と判断し薬を調合したが回復しなかった。そこで、盧重礼が診察することになったのだが、彼は高いところから落ちて受けた傷が原因として「傷元活血飲」という薬を処方した。当初は、患者もそんな記憶はないとしていたが、盧重礼の話をきいて、昔、崖から落ちたことを思い出し、薬によって回復したという。中人出身でその生い立ちは詳しく知られていないにかかわらず、このような逸話が残されているのは、盧重礼の功績が高く評価され数多くの記録が残されたためである。

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