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〈朝鮮と日本の詩人 36〉浅尾忠男

独裁政治への怒りの抵抗詩

五人の男たちが

うしろ手に縛られ

数珠つなぎになっている

街角のデモの現場で逮捕され

警察へ連行されたときもこうだった

あるいは警察から

拘置所へ

軍法会議の法廷へむかうときもそうだ

顔をなかば伏せているもの

胸の肉が剥げおち

腹のあたりがへこんでいるもの

だが うなだれているもの

許しを乞うて膝をおりまげようとするものはいない

みな いちように

縛りあげられたまま棍棒で滅多打ちされ

はれあがった背中を

真っすぐにのばそうとして身をもがく

にばいの太さにふくれあがった足で

なお大地をしっかりと踏みつけているもの

数日まえまで血尿のとまらなかったもの

ななめ前方をみつめ

うすくなった胸板をそらし

両足をわずかにひらいて深呼吸をする

いま男たちの列の

まえとうしろに看守が見張っているが

拘置所や刑務所のなかで拷問やテロを加えているのは看守ではない

所内の凶悪犯なのだ

大田の刑務所でも

光州の刑務所でも

どれだけおおくの政治犯に転向書をかかせるかの競争中だ

(以下最終行までの17行略)

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