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〈人物で見る朝鮮科学史 19〉新羅の科学文化(1)

瞻星台の全景(慶州市)

瞻星台の全景(慶州市)

現在、朝鮮半島には2004年に登録された高句麗壁画古墳群を含めて8つの世界文化遺産がある。そのなかでもっとも多くの遺跡、遺物があるのは新羅の古都・慶州である。新羅には、紀元前57年の朴赫居世の時代から935年高麗によって滅ぼされるまで約千年の歴史があり、古代から中世の多様な遺跡が残された。他方、地理的に釜山からソウルへの幹線ルートから外れた場所にあり、それによって開発を免れたことも要因の一つとして挙げられている。

新羅の歴史は大きく二つに分けることができ、三国鼎立時代が前期、高句麗、百済を滅ぼし大同江以南を領土とした676年以降が後期である。以前、「統一新羅」と呼んだ時代を「後期新羅」とするわけであるが、その理由と経緯についてはいずれ述べることになるだろう。

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