金貞蕙は、早くにして寡婦となり、人生の半ばを過ぎた頃、生きるすべを知り貞和女学校を設立、女性教育と開化のために全財産を投じた女性である。
朝鮮でも封建思想が根強い開城の生まれで、11歳の時、14歳の金永鐘と結婚した。祖父、梁成鎮は縣監(地方の長官)、夫の祖父、金鼎實は府使(都護府の長官)を務めた富豪。父、梁在川も海州で貿易商を営み財産を貯えた人で、結婚初期までは何不自由なく生活した。
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