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〈人物で見る朝鮮科学史 13〉武寧王とその時代(中)

宝冠思惟弥勅半跏像(広隆寺蔵)

宝冠思惟弥勅半跏像(広隆寺蔵)

京都・広隆寺の弥勒菩薩像は、日本の国宝彫刻第1号として知られている。その優雅な姿で人々を魅了する木造仏像であるが、朝鮮から渡来したともいわれている。実際、百済および新羅の「金銅弥勒半跏思惟像」と非常に似ており、仏教自体が朝鮮から伝わったものであることを思えば、何らかの関わりがあることはまちがいないだろう。この「金銅弥勒半跏思惟像」に見られるように、高句麗文化の力強さとは対照的に百済や新羅の文化には優雅な雰囲気がある。それは、前者は狩猟社会であり、後者は農耕社会であったことが影響しているのだろう。

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