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〈若きアーティストたち 36〉東京第1初中、金英蘭舞踊研究所舞踊講師・金仙玉さん

2006年05月10日 16:29 文化・歴史

「朝鮮舞踊の良さをいろいろな方法で見せたい」-4月4日、都内のホールで同研究所の若手舞踊手6人が主体となり行った自主公演「舞ロード〜歩〜」。そのリーダーが金さんだ。公演は出演者らの朝鮮舞踊に対する真摯な気持ちの表れでもあった。オープニングは「歩」。6人が朝鮮舞踊の基本である「歩く」動作を強調。ジャズダンスの「PAID」、フィナーレの「Frontier〜新境地〜」など新鮮な作品が披露された。朝鮮舞踊以外に友情出演者による日本の歌、南のポップスまでも飛び出した。これを見ると一見、「何を伝えたいのか」と首をひねる人もいるかもしれない。しかし、会場は400人席が埋まり立ち見が出るほどの盛況ぶり。とくに若い観客の姿が目立った。これは何を意味するのだろう。

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