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〈朝鮮と日本の詩人 6〉三好達治

望の夜の月をまちがて

いにしへの百済の王が

江にのぞみ山にむかひて

うたげせし高どのの名は

この丘のうへにのこりて

秋されば秋の雨ふり

そばの花をりしも白き

畑なかにふるき瓦を

ひろはんとわがもとほりつ

しとどにもぬれし袖かな

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