
檀君の肖像
朝鮮民族は約5000年の歴史を持つといわれているが、その始まりは檀君の時代、すなわち古朝鮮である。1993年平壌市江東郡の檀君陵から発掘された人骨が、約5000年前のものと鑑定され、それが古朝鮮の始祖・檀君ではないかといわれている。それによって、神話の主人公が実在の歴史的人物となったのである。もっとも神話や伝承が何らかの歴史的事実を反映していることを想起するとき、檀君に近い人物はやはり存在したのであろう。檀紀という年号もあり、それによると今年は4339年である(西暦に2333年を加える)。
「檀君神話」が初めて文字資料に表れるのは僧・一然(1206~1289年)の「三国遺事」で、内容は次のようなものである。
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