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〈人物で見る日本の朝鮮観〉宇垣一成(上)

宇垣一成(1868~1956)は、軍人で陸軍大将、日本陸軍の大立物であり、政治家でもある。明治元年に生まれ、19歳のとき陸軍士官学校に入学し、8.15敗戦後の1956年に88歳で没するまでの宇垣の生涯は、近代天皇制下の日本陸軍の機構のなかで、その生成発展と成熟(よくも悪くも)、そして「光輝ある皇軍」の敗北による終焉にいたる、いわば全日本陸軍の功罪を一身に体現したような趣さえあるものであった。

宇垣一成は、臨時代理期を含め、二度にわたり朝鮮総督の任につき、合わせて約6年間、朝鮮民族のうえに君臨した。その宇垣の朝鮮認識をみることにしたい。

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