三多摩の遅い春が満開の桜とともにやってきた。
夕闇に映えて白く浮き上がる庭に咲く山桜。李貞年さん(69)の表情にもウキウキした春の気分が伝わってくる。
それもそのはず、記者が訪ねた日はすでに40年にもなる同胞女性たちのコーラスグループ「コールハナ(華)」(10年前に改称)の歌のレッスン日である。
結婚、出産、子育て、仕事。人生の節目、節目を歌とともに生きてきた李さん。「歌とは人生そのもの」といっていいほど暮らしを支えてくれる潤滑油なのだ。
10余年前、朝鮮大学校教授の夫・李熙晳さんに先立たれた悲しみを乗り越えられたのも、歌と歌の仲間のおかげだったとほほ笑む。「心に大きなすき間ができて、どうしよもなく辛い時もあったが、みんなに練習に引っぱり出され、歌に打ち込むことで心の張りを取り戻せました」。
*************************************
※この続きは会員になれば閲覧できるようになります。
会員の方は、右か下にある「ログイン」項目にてログインしてください。
会員登録ご希望の方は、「新規会員登録」にてご登録をお願いします。
大変申し訳ございませんが、2013年4月20日までに会員登録をしていただいた方も、再度ご登録をお願いいたします。
パスワードを忘れた場合、「会員パスワード紛失窓口フォーム」をご覧ください。
*************************************