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〈朝鮮史を駆け抜けた女性たち 6〉実在の医女、李朝実録に10回登場、長今

2004年11月29日 10:08 文化・歴史

宮女―王の私生活が営まれる九重宮闕に囚われの身同然で衣食住に使役される女性を主人公にすえたドラマが話題である。

「大長今」。10歳で宮女として入内し、宮中一の料理人を目指し努力の末その実力を認められるが、権力闘争に巻き込まれ官婢として済州島に流される。が、医術を学び再び入内、医女になり、李朝11代王中宗の主治医になる。その名声は轟き、李朝実録に「大」の字を冠された「大長今」として記録されるに至る。これが、ドラマの大筋である。

はたして「長今」は、実在の人物なのだろうか。

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