「済州島の永遠なる母」、「犠牲と奉仕の済州島の母」。その生涯、一度も子を産むことがなかった金萬徳(1739~1812)を、今も済州島の人々はこう呼ぶ。
農業が発達し、商業の活性化という当時の社会的背景を受けて、女性たちの中にも経済的に成功する者が出てくる。その中でも、金萬徳は多くの資料にその存在を認めることが出来る、稀有な存在である。「李朝実録」や、蔡濟恭(1720~1799)の「萬徳傳」、朴齋家(1750~1805)の「貞蕤集」、劉在建(1793~1880)の「里郷見聞録」などに、詳細は少しずつ違うが、彼女の活躍や、その生涯の記録はおおむね同じように記されている。驚くべき生涯である。
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