手元に2枚の写真がある。
1枚は梨花学堂に入学した当時、学友と共に写っている。14歳の頃で、友だちの肩に手をやって、首を少し傾けほほえんでいる。
もう1枚の写真は、1919年8月1日、ソウルの西大門刑務所に捕らえられた時のものである。胸のところのに当て布に漢字で柳寛順と書かれている。真正面と横向きの2枚の写真である。目と頬がはれあがっているが、しっかりした眼差しである。黒目が大きく、まっすぐな眼差しが意志の強さを表している。鼻は、顔の真ん中にどっしりとすわり、先端は少々丸みをおび、肉付きのいい鼻である。唇は、肉厚でしっかりと結ばれて、一徹さがうかがえる。顔の腫れは拷問のあとである。
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